2014年7月25日金曜日

シドニーは物価が高くて暮らすのが大変!!


シドニーは観光するにはいいが、暮らすとなると経済的に厳しい。
2014年7月現在オーストラリアドルは、95円前後。
ちょうど10年前の2004年のレートを調べてみると1ドル78円とでている。
10年でこんなに状況が違うのかとびっくりする。


オーストラリアは、バックパッカーなどの格安旅行者にとっては
格好の場所だったようだが、今は違う。

ちょっとその辺のコンビニでペットボトルの水やコーラを買おうとすると
3.5ドルから4ドルもする。牛乳も3.5ドル、パン2斤で5ドルくらい。
スーパーへ行っても、魚の種類がサーモンしかなく、たったの2切れで7ドル以上。

ちょっとその辺でランチをと思うと飲み物つきで普通に10ドル越えてしまう。
日本のように松屋で牛丼に味噌汁がついて300円以下で昼飯なんて世界はここにはない。


もちろん安いと思うものもある。カフェ文化の盛んなシドニーでは、
おいしい淹れたてのカプチーノが3ドルくらいで飲める。ワインは3ドルからあるし、
はちみつも3ドルくらいで買える。牛肉など肉類も日本と同じかそれ以下の価格で買える。

生活用品も高い。下着の半袖Tシャツを買おうと思ったのだが、一枚で15ドルするので
ばかばかしくてやめてしまった。ちょうどシドニーの中心街でユニクロのポップアップストア
オープンしたばかりだったので、そこに行けばTシャツ3枚で10ドルくらいでないかなと
行ってみたが、ヒートテック一枚で20ドルしかなかったので、あきらめて帰ってきた。

結局妻が上のヒートテック、私が下のステテコ・ヒートテックを一枚ずつ買ったのだが、
合計40ドル。日本ならもう2枚くらい買える値段だ。

普通の小売店では、食品も生活用品も恐くて買えないので、
今ではもっぱら格安スーパーで買うことにしている。

私たちの住むノースシドニーでは、AldiとIGAがある。あとは有名どころだと、WoolworthとColes。
どこにいてもオーストラリアではまずこの4大スーパーの場所を探せ!という感じ。
セブンイレブンなどのコンビニもあるが、こちらでは高くて使えない。


格安でダントツなのが、Aldiのようだ。
日本で言えばカカクヤスクのSEIYUというところか…


だがこのアルディの店、ちょっと商品の陳列が一風変わっている。
通常の商品が並んでいる棚もあるのだが、
それ以外は毎週目玉商品が入れ替わる。

ある時は、冬用のジャケットが無造作に棚に積んであったかと思うと・・・
液晶テレビ、物干しフレーム、キッチン用品、
そして、洗濯機が積まれていた時にはさすがにびっくりした。

アルディは確かに安い。2斤のパンも他で5ドルの商品が2ドル。
3.5ドルのオーガニックミルクも2ドルで買える。

だが、あまりここに来るのは好きではない。
なぜかというと、商品の積まれ方が無造作なうえに、安い商品に群がる客のマナーが悪いから。
ケチャップなど液が漏れたものを別の商品の横に置きっぱなしになっていたり、目玉商品の棚は
毎回売れ残りとごっちゃになり、何がなんだかわからない状態。

生鮮野菜もいつから置いてあるのかわからないので、鮮度の落ちているものもある。
普通のスーパーならありそうな調味料や生活備品も、あるものとないものがあり、
一か所ですべて揃わないところも不便である。

アルディをひとことで表現するなら、「ワケの分からない混沌のスーパーマーケット」だ。
毎回アルディだと、なんとなく疲れてしまうので、
2回に一回は、理路整然と陳列された棚や
生鮮食品の彩りの美しさを拝観しにIGAに行くことにしている(笑)



ビックマック指数というのをご存じだろうか?

各国の通貨の購買力を比較するのに使う指数なのだが、
世界で比較的同じ材料で売られているビックマックの価格を比較することで、
それぞれの通貨の価値を比較する。

2014年1月で日本では、370円、オーストラリアでは、5.10ドル。
ビックマックの価値が同じと仮定して、370円=5.10Aドルとすると、1ドル=72.5円となる。
現在、実際の為替は、1ドル95円。

ということは、72.5円(ビックマック指数からの価値)<95円(為替)
円通貨が割安=過小評価されている、と見ることができる。ビックマック指数をつかうと
オーストラリアドルに対して円通貨が実際の価値より-31%過小評価されている。

妻とふたりで、日本の1.5倍くらいの値段じゃない?と言っていたのも
まったくウソではないことがわかる。

生活必需品以上に痛いのが、シドニーの家賃である。
シドニーの住宅の価格が一年で15%もあがっているそうだ。
一方で手取り所得は、+1.7%のみ。

どうもここ2、3年は、不動産バブルらしい。
私たちの住むノースシドニーは、特に家賃が高いところのようだ。
家族で暮らすとなれば、月2,500ドル以上、24.5万円以上のところしかない。


私たちは、ボロアパートなので、仮に郊外に住んだとしても
通勤時間や電車賃などを換算すればあまり変わらない範囲の家賃で
ノースシドニーに住むことが出来ているのだが、こんなに広い土地があるのに、
一部の地域だけが家賃が異常に高いのは、理解に苦しむ。

毎月6万程度のローンで住める400坪の自然豊かな我が家から、
不動産バブルとインフレの街シドニーに来たのだから、
「日本の1.5倍」と感じるのも無理はない。

今までどんぶり勘定だったが、
シドニーに来てから、主夫として家計簿をつけ始めた。